憲法、憲法判例、憲法学習法

判例の重要性について

憲法の特徴

判例の重要性

れもまた条文が少ないことと関係があります。法律家の法律家たるゆえんは、まず条文を使えることです。しかし、条文の意味は、実は、条文の文面の解釈だけでは一義的に導き出されません。

つまり、先ほど条文解釈が必要だと述べましたが、そのためにも、最高裁判例を知ることが非常に大切なのです。

  • 一般に、最高裁判決の判決理由の部分は、別の裁判で、同じ争点が争われたときには、裁判の拠り所となる先例とされます。つまり、後の裁判を事実上拘束するといわれています。

こうして、判例は、法源として扱われ、最高裁が判例を変更するには、大法廷によらなければならない、とわざわざ裁判所法にも規定されているのです。

このように、ある条文がどのような意味であるかを決定する上で、最高裁判例が重要な位置を占めているのです。

かし、日本では、憲法裁判所というものは存在しませんね。ですから、憲法問題というものも、具体的な争いの中でしか問題にされないわけです。

それゆえ、裁判所が判例を出すにあたり、どのような事案だったのかを、十分に意識することが必要です。そこから、その判例の射程もみえてきます。

  • ところで、判例に関して、もう一点、注意しておかなければならないことがあります。

それは、訴訟技術とのかかわりです。

判例というのは、裁判所が、言いたいことを言いたいように言ったのではなく、裁判とのかかわりで、当事者が主張したことを判断する中で必要な限度で述べたものです。

これは、初学者のうちは意識されなくて結構です。しかし、訴訟では、何をどう問題にしていくか、という戦術が、ダイレクトに判決に跳ね返ってくることがあります。(下手な戦術をとるとあっさり門前払いされたり、、、)そこで、どう訴えたから、どんな答えが出たのか、意識しておくと勉強になります。

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