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憲法6条

憲法条文

第6条
(1) 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。 
(2) 天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。 

本条は、続く7条とともに、国事行為を定めたものです。

本条以前にも、すでに国事行為は一つ出てきています。
なんでしたでしょうか。

そう、4条2項の「国事行為の委任」でしたね。委任行為、それ自体が国事行為だったわけです。

7条では、国事行為が10個出てきますので、憲法が限定列挙した国事行為は13個になるわけです。縁起が悪い数ですが、覚えやすいので、覚えておいてくださいね。

(1)本条1項について

天皇は、国会の指名(67条)どおりに内閣総理大臣を任命しなくてはならず、裁量の余地はありません。

このように、天皇の任命は形式的なものですが、内閣総理大臣は、これによってはじめて、その地位につくのであり、その点、認証とは異なります。

なお、このときに、天皇に助言と承認をするのは、従前の残務処理内閣です。

(2)本条2項について

最高裁長官の任命は、憲法制定過程では、他の最高裁裁判官と同じように、内閣が任命することになっていたようです。それが、なぜ、天皇の国事行為としての任命になったかは、定説はありません。

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