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憲法63条

憲法条文

第63条
内閣総理大臣その他の国務大臣は、両議院の一に議席を有すると有しないとにかかはらず、何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。

「あれ?大臣って、国会議員じゃなかったの?」
とか、言わないでくださいね。

憲法68条は、国務大臣の過半数が国会議員であればよいとしてるんですね。
だから、議院内閣制なんですよ。議員内閣制じゃありません。

仮に、国会議員であっても、衆議院か参議院のどちらかに籍をおいているはず。
憲法48条は、衆参両議院の議員を兼職することを禁止しています。

しかし、議院内閣制の仕組みの上で、国会と政府が交渉しあう議院内閣制の上で、大臣は出席して議案について発言し、また、議院は、大臣が出席して説明、答弁することを求めることができるわけです。

ここでの「議院」とは、本会議だけではなく、委員会も含んでおり、国会法70条以下もそれを前提としています。

また、「議案」は、各議院で審議の対象となるすべての案件を指し、内閣提出の議案に限られません。ただし、主任の国務大臣の職務に関連しない議案が審議されている場合、大臣の出席・発言権は行使できません。

「出席しなくてはならない」とありますが、大臣が正当な理由なく出席しなかったとしても、制裁措置・強制措置はなく、政治責任のみが問題となります。

なお、秘密会には、その議院の議員でなければ、出席には議院の特別な許可が必要です。

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